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ダーク・ルナシー(英文表記:Dark Lunacy)はイタリアのメロディックデスメタルバンド。ダーク・トランキュリティに影響を受けながらも、管弦楽を取り入れ、悲哀に満ちた音楽性で注目を浴びる。イタリアのバンドながら、フョードル・ドストエフスキーの熱心な読者であるマイクを中心にロシアへ傾倒しており、2006年に発表された「ザ・ダイアリスト」では、管弦楽を取り払いながらも、歴史的な悲劇レニングラード包囲戦を歌うコンセプトアルバムとして高い評価を受けた。 ==略歴== イタリアエミリア=ロマーニャ州パルマ県パルマで、1997年にマイク・ルナシー (Vo)とエノミス (G)で結成された。1998年にミニ・アルバム『Silent Storm』をリリースする。この時は、マイクがベースをエノミスがキーボードを兼任し、ドラムにはヴォールトを迎えてレコーディングした。同年に、ベーシストとしてハラパッド (B)がドラマーとしてバイカル (Dr)が新たに加入した。 1999年に、プロモーションCD『Selenity』を製作し、フューエル・レコードを契約。2000年にはセルフ・ディストリビューションとマネジメント契約している。同年11月に1stアルバム『Devoid』でヨーロッパデビューを飾る。翌2001年には、日本でもベル・アンティークから『Devoid』は輸入盤に帯・解説が付加される形で、リリースされ日本デビューを果たした。 その後、ハラパッドが脱退し、イマー (B)が加入する。2003年に2ndアルバム『Forget Me Not』をリリース。日本では、ビクターエンタテインメントからのリリースとなった。それから順調に活動を続け、2006年に3rdアルバム『The Diarist』をリリース。同アルバムは、前述の通り、高い評価を得た。日本では、サウンドホリックからのリリースとなった。また、同年にはイマーとバイカルがバンドから脱退し、メアリー・アン (B)とマティアス (Dr)が加入する。しかし、2007年にマティアスが脱退し、イマー、バイカル共に復帰した。そのため、メアリー・アンはギターに転向した。これによって、長らく4人体制だったバンドが5人体制に変わった。 2009年6月、結成時のメンバーで、バンドを支えたエノミスが個人的な理由で脱退し、ジモン (G)が加入した。しかし、2010年初頭に、マイク・ルナシーを除くメンバー4人全員が脱退し、新たに、ダニエレ・ガラッシ (G)、クラウディオ・チンクエグラーナ (G)、アンディ・マルチーニ (B)、アレッサンドロ・ヴァニョーニ (Dr)が加入した。同年11月に4thアルバム『Weaver Of Forgotten』をリリース。日本では、新興レーベル、ルビコン・ミュージックからのリリースとなった。 2013年には、メキシコ・シティでのライヴを収録した初のライヴ・アルバム『Live In Mexico City』をリリースした。この後、クラウディオ・チンクエグラーナとアンディ・マルチーニが脱退。ヤコポ・ロッシ (B)が新たに加入した。ギタリストの加入はなかった。2014年に、5thアルバム『The Day of Victory』をリリースした。 2015年8月に初来日。マーサナリーらとともに大阪、名古屋、東京にてライヴを行った。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ダーク・ルナシー」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Dark Lunacy 」があります。 スポンサード リンク
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